2011年1月

肥満児と運動療法

肥満児に学校での体育のことを聞いてみると、大体の肥満児が同じように答えます。
・体育は苦手
・跳び箱ができないことが恥ずかしい
・運動会に出たくない

子供が家でどのように時間を過ごしているのかを聞くと、「テレビやゲーム」、「塾以外はとくに何もしていない」と言うのです。

高度な肥満児の場合は「苦しくなるから」運動を避け「見学」にまわっている場合もあるようです。

肥満する→運動が苦手になる→嫌いだから運動しない→もっと太る...

このような悪循環にならないためには、「運動療法」を積極的に取り入れて、肥満児にも半ば強制的であっても体を動かす必要があります。
もちろん、楽しくなってより積極的に運動してくれたら、とても好ましいことです。

運動療法だからといって、肥満児が苦手な運動を強制することは大きな苦痛となり、逆効果です。
技術的に優しく、緩やかな動きで、楽しめる運動肥満児には向いています。

たとえば、リズム体操・水泳・ハンドボール投げ、慣れてきたら柔道などもできるようになってきます。

運動療法はひとりでするよりも、ある程度のグループでゲーム間隔にできた方が長続きしますが、難しいようなら家族で協力して1日15分くらいから毎日続けられるようにスタートします。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:58 | | コメント (0) | トラックバック (0)

学校給食

近年の学校給食はとてもおいしく、子供たちにも人気があります。
しかし、学校での生活環境から決められた時間の中で食べ切るように言われることが、一部で未だにあるようです。

給食の1回分のカロリーはだいたい600〜800カロリーで、食事療法中肥満児が「おかわり」をすると、カロリーオーバーとなります。
カロリーオーバーしてしまった場合、夕飯の量を控えなければならなくなってしまいますので、極力「おかわり」はしないように理解させます。

給食は集団性活の中で「みんなで食べる」ことが目的でもありますから、色々制限することはないのです。
とても高度で深刻な肥満児の場合は、栄養士担任とよく話し合い「パン」「ご飯」など炭水化物を少し減らすなどの対策を考えます。

「心無い言葉」をかけられてしまうことも肥満児にとっては「とてもストレス」となりますので、精神的にも無理が生じないように「おかわりはしない」という約束事だけにして、できるだけ様子を見守っていきます。

行動療法の目からみると、学校給食では限られた時間の中で食べなければなりませんが、できるだけゆっくり食べるように肥満児には指導して行きます。
時間の目安として、クラスの半分くらいの子が食べ終わるのと「同じくらい」、時間をかけるように指導します。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:56 | | コメント (0) | トラックバック (0)

肥満手帳の利用について

肥満手帳・健康の手帳と呼ばれる、肥満についての指導を受けたときの記録や、感想・毎日の生活の様子や体重などを記録し、肥満度の変化をわかりやすくまとめる手帳です。

この手帳は、東京の青山にある「こどもの白」のスタッフが中心となり作成した手帳です。

予防医学事業中央会 1部800円
03−3269−2101
こちらで購入することが出来ます。

この手帳には、肥満による病気の有無や検査について、成長曲線食事療法の要点、運動療法の参考などがあり、とくに「手帳の使い方の手引き」は肥満児を持つ親にとって役立つ情報だと思います。

手帳が無くても、肥満解消するために「生活の記録」「体重」「肥満度」の記録をつける習慣をつけることが大切です。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:55 | | コメント (0) | トラックバック (0)

食事療法について

肥満児に対する「食事療法」の目的
1)体重が増えるスピードをゆるやかにする
2)今以上「肥満」にならないように「維持」する
3)ダイエットする

食事療法で大切なことは、成長段階にある肥満児の「成長」を邪魔せずに、「肥満度」を落とすことです。

食事療法にはまず、肥満児の普段の「食事量食事の「」「食行動」を知ることが必要です。
・本当に過食かどうか
糖質の過剰摂取or脂肪の過剰摂取のどちらの肥満
まとめ食いではないか
・家族で太っている人はいないか
・家族内で食事に対する意識は正しいか
などが上げられます。

栄養士などの食事療法に詳しい方にアドバイスをもらいながらすすめ、肥満児本人ともよく話し合い、お互いに肥満について理解することが大切です。

過食が原因の肥満であれば「運動療法」に力をいれ、「溜め込んだ脂肪」を燃焼させます。

カロリーの過剰摂取が原因で、ジュースや牛乳をよく飲む肥満児なら「飲む」をしっかりと決めます。
この方法で比較的「最近からの軽い肥満児」なら体重増加のスピードを止められます。

長期間の肥満児の場合、以上のことに加えて食事量を70〜80%に抑える「食事制限」が必要となり、「たんぱく質」「脂質」は年齢体格に応じたを守り、「糖質」を減らしてカロリーを抑えます。

急にを減らすのではなく、1週間から1ヵ月かけて徐々にを減らしたり、「このお菓子はだめでも、これなら食べてもいいよ」とカロリーの少ない物に変えるようにしたり、子供の気持ちを大切にしてあげます。

子供にとって食事制限は「いい気持ち」のすることではありませんが、どうしても「すぐに痩せなければ...」という必要がある場合には、必ず専門医を訪ねて指示をもらい、その指示に従うようにしなければ「子供の健康」を損なう恐れがあります。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:52 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供と成人の肥満の関係

何歳からの肥満児が大人になっても肥満でいるという細かな分析はされていませんが、肥満児の約80%は大人になっても肥満です。

乳児期のほとんどの肥満児は、大人になっても肥満ということはあまり無く、乳児期以降の肥満でとくに「少年期」の肥満は大人になっても肥満である確立が高いとされています。

脂肪細胞の話をしましたが、脂肪細胞の数が増えやすい子供肥満は、頑張ってダイエットしたとしても簡単に元に戻ってしまう、「太ってしまう」ことが良くあります。

大人になっても肥満でいる可能性や、成人病、死亡率が高いと言うことを考えると、子供肥満は注意した方が良いといえます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:51 | | コメント (0) | トラックバック (0)

成長と栄養について

食事をする理由は「生命の維持」「活動」ですが、大人と違って子供には「体の成長」をさせるための栄養も必要です。

1)乳児
一生のうちで最もエネルギー量が必要な時期です。
当たり前ですが、産まれて約半年くらいまでは「母乳」や「粉ミルク」だけで栄養を取り入れて、母乳や粉ミルクと併せて離乳食に入ります。

必要量は、
・カロリー...「120カロリー(1Kgの量)」×「乳児体重(Kg)」
・たんぱく質...「3.3g(1Kgの量)」×「乳児体重(Kg)」
・脂肪...乳児体重の約40%以上
もちろん数字は前後しますが、大体このくらいのが必要となります。

2)幼児中学生
乳児に比べると必要量はどんどん減っていきます。
1歳の必要量体重1Kgあたり
・カロリー...90カロリー
・たんぱく質...3g
・脂質...30%〜40%

15歳の必要量体重1Kgあたり
・カロリー...40カロリー
・たんぱく質...1.5g
・脂質...25%〜30%

となり、参考に成人で必要な脂質は20%〜25%とされています。

子供成長に合わせて必要量は変化し、上のことを見ると分かるように「子供は体の割にたくさん食べる必要がある」ということです。

ただ食べるだけでは栄誉バランスが崩れ、肥満貧血などになりかねませんので、厚生省がすすめるように「1日30品目」の食品を食べるように、近づけて楽しく食事ができるように心がけたいです。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:50 | | コメント (0) | トラックバック (0)

運動療法の目的は

運動療法は、肥満の原因のひとつ「運動不足」の解消をする根本的な治療法です。

1)運動不足の解消
2)体の鍛錬
3)運動によって消費カロリー(エネルギー)を増やす
4)肥満児運動の楽しさを伝え、運動を習慣づける「きっかけ」とする

1)運動不足を解消するには、運動をする以外に方法はないのです。
家でゴロゴロしたり、つまみ食いをしたりしていた「とくに何もしていない時間」を運動に向けることで「間食」を防ぎます。

2)体を鍛えるということは、健康的な体の成長を促すとともに、精神面でも鍛えられ「忍耐力」をつけることができます。

3)運動することで体中にためた脂肪を熱に変えて、目に見えやすい減量を目指します。

4)運動を楽しみ、習慣づけるということは、肥満解消・ストレス解消などよい影響やよい刺激を与えます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:49 | | コメント (0) | トラックバック (0)

栄養素について

栄養素とは、食べ物に含まれる栄養の「」ですが、糖質脂質たんぱく質や塩類・ビタミンなどを指し、お水も大切な栄養源といえます。

たんぱく質...血液や筋肉などの材料になる成分で、成長期子供には大人よりもたくさんのたんぱく質が必須です。

糖質...主にエネルギー源となり、肥満食事療法では最初に「減らす成分」となります。

脂質...効率のよいエネルギー源で、肉などに多く含まれ肉好きの肥満児の原因になっている成分のひとつです。

カルシウム...骨や血液を作ります。

ビタミン...体にとって様々な作用があります。

これらのバランスが崩れて足りなくなると、体に支障が出てきます。
特に多く取りがちな糖質脂質肥満に直結しますので、食生活の基本である「栄養バランス」を上手く取るようにすることをおすすめします。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:48 | | コメント (0) | トラックバック (0)

学校での生活管理

子供が学校で過ごす時間は、思いのほか長い時間です。
肥満解消のために「食事療法」「運動療法」を家庭だけでするよりも、学校にも肥満解消対策が取られていたり、協力してもらったりした方が効果的です。

1)家庭学校
子供肥満解消のため「食事療法」「運動療法」など治療を開始したら、学校側に伝えます。
「おかわり」だけを制限するだけでそれ以上は必要ではありませんが、学校側に伝えずにいたばかりに、足りない分を満足のいくまで「給食で補う」肥満児もいます。

昼休みなどの長い休み時間も、できるだけ校庭や体育館へ連れ出してもらい、運動をさせることも必要です。

2)医師学校
肥満であるために高血圧糖尿病などの病気があるとき、医師はお母さんを通して学校側子供の状態を伝えます。
肥満児を病人扱いすることはないのですが、時には学校医師で相談することも必要な場合があります。

たとえば、マラソンをさせてもよいかどうかは、肝障害があっても肥満が原因とハッキリしているのなら問題ないのです。

3)学校内
成長曲線を利用して子供たちの肥満をいち早く見つけたり、肥満とは何かを正しく教えたりすることが大切です。
学校によっては「肥満教室」を作り、運動をさせてくれて良いことですが、肥満児にとっては「マイナス」にとらえてしまうこともありえます。
どちらにしても、その子供の気持ち次第で、見方は変わってきます。

肥満児生活管理には、家庭学校医師協力が必要不可欠です。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:46 | | コメント (0) | トラックバック (0)

食物繊維について

食物繊維には「可溶性」「不溶性」の2種類あり、植物によってことなります。
そして、食物繊維の働きに「肥満」「糖尿病」「高脂血症」などの治療や予防に役立つということも分かってきたのです。

1)食物繊維は硬いため、噛む回数が増えます。
2)食べると腹持ちがよいので、余計な間食を抑えられます。
3)「エネルギー量」が少なく、たくさん食べても太らないのです。
4)食物繊維は胃や腸で水分を含み膨れるため、「満腹感」が得られます。
5)食べると血糖値の上昇やインスリンを抑え、脂肪を作りにくくします。
6)コレステロールや有害物質を集め、一緒に体外へ出てくれます。
7)不溶性食物繊維は腸を活発にして、便秘・大腸がん予防になります。

いいことだらけのように感じますが、必ずしもそうではなく、
・胃に長くとどまりすぎてしまう
・腸などで体に必要な栄養素を、一緒に体外に出してしまう
という心配がありますので、食物繊維の食べ過ぎにはある程度の注意が必要です。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:46 | | コメント (0) | トラックバック (0)

妊婦と子供の肥満の関係

妊娠中のお母さんが「糖尿病」を持っていると、生まれた赤ちゃんが「巨大児」であることがあります。

第二次世界大戦のオランダで「食糧事情の悪い」地域の子供と「肥満」の関係を調べたことから、妊娠早期の「栄養状態」が悪い場合に、生まれた子供が「肥満」になりやすいといわれています。

逆に妊娠後期で「飢餓(ひどい空腹状態)」になった場合には、子供肥満することは「あまり無い」とされています。

現代の日本では栄養不足という環境の妊婦はごくまれですが、そのかわりに妊婦が「肥満」する傾向があります。

妊婦肥満してしまうと「流産」してしまう可能性が高く、「異常分娩」や生まれたばかりの赤ちゃんの「異常」が多くみられます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:45 | | コメント (0) | トラックバック (0)

食事方法について

食事方法には「まとめ食い」「ちびちび食い」の2パターンがあります。

主に肥満している人は「まとめ食い」派です。
これは動物実験でも証明されており、ちびちと数回に分けて少しずつ食べる方が肥満しにくいのです。

まとめ食い」をしてしまう理由に、「不安解消」などの心理的なことや「満腹感」が得られない障害などの病気があるとも言われています。

受験勉強などで夜遅くまで起きている場合を除き、肥満にとって「夜食」は良いことではないのです。

どうしても夜食を食べるのであれば、肥満を悪化させないような「」「食べ方」を工夫します。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:44 | | コメント (0) | トラックバック (0)

肥満児の頻度はどのくらいか

日本の食生活は近年、大きく変化して欧米化してきています。
そのため、「動物性たんぱく質」「脂肪」を多く含む食料品が手に入りやすく子供肥満が増えています。

乳児期肥満の頻度は統計としてまだハッキリしていないのですが、主な数字で表してみます。

●2〜6歳のカウプ指数18以上を基準
・男子...2.9%
・女子...4%

●5〜14歳
・低年齢層...3〜4%
・高年齢層...6〜7%

小学校以上では、地域差・学校差などが問題視されていて都会で生活している子供たちの方が「肥満」していることがわかっています。

「田舎暮らし」というと中高年世代の新しい生活スタイルとして注目されてきていますが、子供たちにも必要な「生活スタイル」ともいえます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:42 | | コメント (0) | トラックバック (0)

運動療法と食事療法の併用

1)運動を意識させることにより、今まで運動不足であることを理解する
2)運動により消費カロリー(エネルギー)が増える
3)筋肉の萎縮を防ぎ、筋肉を増やす
4)体の鍛錬
5)HDLコレステロールを増やす
6)インスリン感受性の改善
7)心理的効果
8)運動の習慣をつける

運動療法はとても効果のある減量方法だと今までにもご説明しましたが、運動療法のみでは、その効果を十分発揮することができず継続させることも難しくなります。

また、食事療法などでカロリー控えめな食事をする場合、運動をしないと「脂肪」以外に「除脂肪体重」も減ってしまうことがあります。

精神面でも、運動療法でひとつひとつの運動をクリアしていくことにより、肥満児の中に「自分はできるんだ」という自信が生まれます。

運動療法をより効果的にすすめるには、食事療法など他の方法も織り交ぜて、1ヶ月1Kg〜2Kgのダイエットを目指します。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:39 | | コメント (0) | トラックバック (0)

学校での保健教育

肥満によって動脈硬化高血圧高コレステロールなど現在では子供でもかかる病気となってきましたが、子供自身には「自覚症状」がないため太っていても「病気」とは考えていないのです。

いわゆる「成人病」を予防するには、子供自身に「肥満を治さないと大変なことになる」という自覚・理解をさせることが大切なのです。

子供たちに「肥満」とは何が恐ろしいことなのか、たとえば「高血圧心臓負担がかかっている」など具体的に肥満状態で体に起こることを教えて、成人病成人病につながる予備知識を子供たちに与えてあげることができるのは、「学校」という現場が適切と考えます。

検査や治療を専門的にすすめるには病院を利用しますが、「肥満になりそう」「肥満気味」など自分で気づけば「変えられる状態」にあることを認識させて、具体的な方法を教えて取り組ませることで「肥満予防」という対策が取れます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:37 | | コメント (0) | トラックバック (0)

成長曲線による肥満の分類

成長曲線から肥満を「A型肥満」「B型肥満」「C型肥満」にわけることが出来ます。

A型肥満
比較的に軽い肥満で、過去2年の肥満度が「プラス10%以内」の安定している状態を指します。

身長の大きめの子供に見られることが多く、今までよりも多少「栄養バランス」と元気良く「体を動かす」ということを意識していれば、とくに問題にすることはないのです。

B型肥満
A型肥満とは違い過去2年の肥満度が「プラス10%以上」で「15%」になったら肥満予備軍となります。

血液検査・血圧測定などの医学的検査をすると、B型肥満の子供は「高コレステロール血症」「脂肪肝」「高血圧」などが見つかります。

肥満予防の点から「肥満の原因」を突き止めて改善するようにします。

C型肥満
型肥満と逆に「身長」の成長スピードが遅いことや、「低身長」での肥満が多くあります。
いわゆる「症候性肥満」である可能性が高く、医療機関で検査を受けて「医学的」な対策が必要となります。

以上を参考に、成長曲線からどのタイプの肥満かを判断して、肥満対策を練ることをおすすめします。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:37 | | コメント (0) | トラックバック (0)

行動療法について

食事にかける時間とは、主に「食べ方」の問題です。

肥満している方に多くみられる「食べ方」は、ガツガツ食べたりたくさんのを一口で入れたり、良く噛まずに飲み込むような食べ方をしているため、食事にかける時間が短い場合がほとんどです。

特に食べる時間の短い方は、満腹中枢が働く前に次から次に食べてしまうため、「過食」になってしまうのです。

現代の生活では時間に追われることが子供でも多く見られますが、肥満児やお母さんやその家族が「食事にかける時間」は10分前後という答えがとても多いのです。
もう少し時間をかけて「食事する余裕」が必要といえます。

子供に対して「早く食べなさい」「たくさん食べなさい」というのは、肥満という目からみると良いことではないのです。

たくさんの種類の食品をよく噛みよく食べるということ、ゆっくり味わって一口を少なめにすることが、肥満の「行動療法」のポイントとなります。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:35 | | コメント (0) | トラックバック (0)

肥満児指導の目安について

指導期間減量の程度定期健康診断

肥満解消には「食生活」をはじめ、肥満児の「やる気」や「いつか」ら肥満になったか、「体質」により異なります。

肥満の可能性」が出てから成人するまでが「指導期間」いえます。

先ほどの項目で「肥満の型」をA・B・Cで分けることができ、以下と併せて考えます。

A型肥満
2〜3ヵ月ごとに成長曲線を利用し「肥満」が悪化していないか、肥満度に応じて「食生活」「運動」を見直します。

ダイエットは必要なく、肥満を「悪化させない」ようにコントロールすることが大切です。

ひどい肥満でなければ、半年に1回「医学的」な健康診断を受けて、6歳以上では「血圧」「コレステロール」「肝機能」などの検査をすることもあります。

B型肥満
主にA型肥満と同じ対処法となりますが、それは予備軍の場合です。
実際に肥満の場合は、「医学的検査」を受け異常がないかをチェックします。

・「異常がない場合」...肥満度20%台を目指し、少しダイエットをします。

・「異常がある場合1」...「糖尿病」でなければ毎月検診を受けて「食事療法」 「運動療法」をスタートし、異常がない場合と同じようにダイエットをします。

・「異常がある場合2」...「糖尿病」ではないが肥満度が50%を超えならダイエットが厳しくなります。
基本的に「異常がある場合1」と同じ方法ですが、くじけないように「目標」を小さく設定して続けます。

・「異常がある場合3」...「糖尿病」「肥満度100%近く」は、早急にダイエットが必要です。
眼・腎臓の合併症の危険や心理的にも問題があることもあり、肥満度が高すぎると身動きが取れず、ある程度ダイエットしてから運動療法をはじめるなど状況に合わせます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:33 | | コメント (0) | トラックバック (0)

保健所検診で肥満を指摘された場合

市区町村で行われる検診は、だいたい未就学の乳幼児対象です。

もしも、「お子さんは肥満です」と言われたら、「どの程度の肥満なのか」を医師などに見極めてもらいます。

軽い肥満であれば特に気にすることはなく、1月置きの身長体重を測定して成長曲線で現在の状態を確認します。

高度な肥満である場合は、病気が原因で肥満状態になることもあります。
毎月の身長体重を測定して医学的に検査をしてもらうように医師へ相談します。

6歳以下の「単純性肥満」は、高度な肥満であっても、医学的な異常はほとんど例がないのです。
幼児期での肥満は比較的対処しやすく、「おやつ」を低カロリーなものに変えたり「子供番組」の体操を一緒にしたりするだけでも改善されます。

子育てサークルなどで出掛けるときは、友達のママにも理由を話し甘いお菓子やジュースを控えてもらえるように、協力を仰ぐようにしてみるとよいです。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:27 | | コメント (0) | トラックバック (0)

健康と体力について

昔は、「体が大きいことは良いこと」とされてきましたが、現代では栄養が行き渡りすぎて肥満になっている場合が多くあります。

つまり「体が大きい」の「基準」が変わってきたといえます。

健康とは、体が「丈夫」でウィルスなどの外敵に対して抵抗力を持っていること、力強い行動力などを「体力」と呼んでいます。

軽度の肥満児は、多少体力の落ちはあるものの「健康」と呼べます。
しかし、病気の可能性が高い、高度な肥満児の場合「健康」とも「体力」があるともいえないのです。

親であれば子供には「健康」ですこやかに育ってほしいものです。
肥満解消子供のために良く考えていくことが大切です。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:24 | | コメント (0) | トラックバック (0)

肥満の行動療法とは

乱れた食行動肥満のひとつの原因です。

たとえば、1回の食事が多すぎてしまう「大食い」「過食」、規則正しくない食事「常に食べている」ような「間食」の多い状態、日頃の夜食の取り過ぎです。
さらに、ひと口が多く良く噛まずに飲み込む上、食事時間自体が短いことも原因です。

これらの行動が「肥満」している方に共通する点です。

1)食べ方のどこが悪いか、どうして悪いのか

2)見つけた悪い食べ方を直す
食べでもいい「時間」「場所」「場合」を改めて教えて実行させます。

3)栄養バランス食事を考えて、ひと口のを減らしよく噛んで時間をかけて食べるように心がけることが大切です。

子供が楽しく実行し続けられる、実感が持てるように目「標達成」ができたときにはご褒美を出すなどの、「楽しみ」を用意しえあげるとよいです。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:20 | | コメント (0) | トラックバック (0)

有酸素運動

筋肉は、運動をしないときは「脂肪」を、運動をはじめると血液の中にある「糖質」を使い、体を保持しています。
そのまま20分以上の運動を続ける状態を「有酸素運動」と呼んでいますが、ここまで来てやっと体はエネルギーとして「脂肪」を使ってくれるのです。

厳密に言うと、「脂質」「糖質」どちらも一緒にエネルギーとして使うのですが、その比率が時間や運動方法によって変わってくるのです。

たとえば、瞬発力を使った「短距離走」などは、「糖質」を主なエネルギーとして使うため肥満児運動療法としては不向きになります。

「短距離走」などのようにすぐ息切れしない、ゆったりとした動きの運動で、20分を目標に毎日続けることが必要です。

ゆったりとした運動に体が慣れて20分以上続けられるようになったら、時間を延ばして、簡単な他の運動も試して楽しむことです。

もし、家族ですすめるのなら健康・美容どちらにも効果が期待されている「ヨガ」などもおすすめです。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:19 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供と成人の肥満の違い

子供と大人では、かかる病気の種類もその症状も違うものです。
肥満の場合は、子供も大人も同じような症状が現れるという特長がありますが、あえて違うところとするなら、子供の方が命にかかわる状態までの「時間」が長いということです。

一番の子供と大人の違いは「成長」にあります。
子供成長段階にありますが、大人はもう成長の段階が終わっているため、肥満治療・目的が変わってきます。

大人の肥満は、「ダイエット」による減量が主な目的ですが、子供の場合はダイエットよりも「食事療法」を中心に成長を視野に入れた治療法です。

体も心も子供は未熟です。
肥満治療をひとりで進めるにはとても無理がありますので、大人の大きなバックアップが、幼ければ幼いほど「重要」です。

幼い時はできるだけ成長曲線を利用して、肥満傾向を見つけたらすぐに予防する方が、親にとっても子供にとっても辛くならないで済みます。

肥満が出来上がってしまうと治療は大変ですから、なるべく「予防」する日頃からの対策肥満児をなくし、成人病の効果的な「予防策」となります。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:15 | | コメント (0) | トラックバック (0)

エアロビクスとは

運動は下記の2種類にわけることができます。

動的運動...体重移動をする運動(例:ウォーキングなど)
静的運動...その場にとどまってする運動(例:腕立てふせなど)

エアロビクスは動的運動に分類され、本来「体内にたくさん酸素を取り入れて持続的に行う運動」です。
心臓・肺の機能を高めて、持久力もアップするとされています。

体内にたくさん取り入れた「酸素」は、「脂肪」を分解してエネルギーに変えます。

つまり肥満解消には、ある程度の時間で行うエアロビクスが強い味方となるのです。

急激に動く「走る」「跳ねる」などの運動肥満している方には向いていない上、脂肪よりも糖質をエネルギー源としています。
他にも、血圧が上がってしまうなど「良い」とはいえないのです。

本来の意味でのエアロビクスをするのなら、たとえば、いつもより少し遠い店に歩いて行くことや、自転車で出掛けていた道のりを軽くランニングしてみるなど、手軽にはじめることが出来ます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:10 | | コメント (0) | トラックバック (0)

学校検診で肥満を指摘された場合

学校検診で「肥満」と診断されたら、「肥満度」を確認し、過去2年くらいの身長体重のデータを調べて成長曲線を描いてみます。

近頃は体格が大人顔負けの子供もいますので、緩やかであればもう少し見守るようにし、緩やかでない場合は肥満児としての問題が出てきます。

1)肥満度20%〜30%
過去2年の肥満度の増加が10%いないであればホッと一安心です。
しかし、放置せずに対処しなければ、肥満度が上がってしまう可能性もあります。
「食生活の見直し」「運動不足ではないか」などを中心に生活環境の見直しをはじめます。

2)肥満度30%〜50%
血圧コレステロール肝機能・空腹時の血糖値など医学的な検査を受ける必要があります。

11歳以上の肥満児の場合、その半分は医学的異常がみられ、家族で糖尿病などの成人病にかかっている方がいると、同じ病気になることもあります。

食事療法運動療法などで、肥満度を30%台にとどめて置くように気をつけていけば、身長が伸びてきたときには「ちょうど良い体格」になります。

3)肥満度50%以上
すぐにでも糖尿病などの詳しい検査を受けるようにします。
高度な肥満になると11歳以上の肥満児には「なにかしら医学的異常」が認められます。
とくにコレステロールに関する異常が多く現れます。

病気の程度にもよりますが、血液検査をして特に異常がなければ「1月1Kgペース」でダイエットをはじめ、肥満度20%台を目指していきます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:08 | | コメント (0) | トラックバック (0)

都市型文化生活について

現代の生活環境社会環境では、子供が昔のように、外で思いっきり動かして遊ぶことができない環境にあります。
運動不足」を招き「肥満」にさせていることは間違いないといえます。

便利な家電が普及してきて「家事手伝い」を子供に頼まなくても、お母さんだけで用が足りてしまうことも「運動不足」になります。
小さな子供でも教えてあげれば、野菜の名前を覚え「冷蔵庫から持ってきて」とお願いすれば喜んで手伝ってくれるようになります。

過食の原因となるスナック菓子清涼飲料水ファーストフードなど比較的安くて子供の目を引くような物ばかりが、手に入りやすい所にあります。
家の中に「お菓子の買い置き」をしておくのも、良いことではないのです。

核家族が多い現代では、共働きの親も少なくなく、誰もいない家の中で好きなように食べたり飲んだりゴロゴロしたりしても、それを止める人がいないのも要因のひとつです。
せめて、出来合いの総菜やインスタントばかりを与えるのは控えるようにしてあげることです。

テレビ・DVD・ゲーム・パソコンなど子供にとっても便利で気軽に楽しめる室内娯楽がたくさん増えてきて、これも運動不足の原因となっています。
外で遊ぶより、室内で友達と過ごすことを楽しみと感じているのです。

家族で上手な食べ方時間のすごし方など、子供の目腺から一緒に考えてみることも大切です。

Posted by banrai | 2011年1月21日 17:05 | | コメント (0) | トラックバック (0)

乳児期

赤ちゃんの肥満はまず心配はありませんが、乳児期肥満脂肪細胞が増える肥満で、一度増えた脂肪細胞を減らすことはできないのです。
5人に1人は幼児肥満学童肥満になるというので、ある程度の心がけは必要です。

ですが、乳児期食事療法食事制限運動療法を取り入れることは良いことではないので、病院や地域の健康診断を活用して、赤ちゃんが「今、太り過ぎ」「太りぎみ」かを判断してもらうことが肥満予防の始まりです。

お母さんたちの間で「母乳派」「粉ミルク派」という話をします。
肥満するのは粉ミルク派だと言われていて、その理由は「水分補給と同じ感覚でミルクを与えてしまう」ことと、親が「作った分のミルクを完食するまで強制している」ことがあげられます。

最近では母乳栄養の良さが再認識されてきましたが、お母さんたちの栄養も良いためか「母乳栄養の肥満児」も出てくるようになったのです。

赤ちゃんに肥満の可能性が出てきたら、面倒でも検診の回数を増やして、成長曲線をこまめにチェックします。
間隔は1ヶ月に1度か、2週間に1度で「身長」「体重」を測定します。

毎回「検診料」が掛かっていては大変なので、肥満の可能性を感じたらデパートや大手百貨店などの「赤ちゃんルーム」にある測定用具を利用するのがお得で手軽です。

離乳食が始まっていれば「腹持ちの良い与え方」「材料」などを工夫し、まだであれば「回数」「量」「濃さ」の調節をしないで「今まで通り与える」ようにして、2ヵ月くらい様子を見ます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:59 | | コメント (0) | トラックバック (0)

幼児期

この頃の子供は、私たち大人と同じ物を食べ「好み」がはっきりしてきて、自由に動けるようになってきたので、自分で探して食べるようになります。

つい怒ってしまいがちですが、「いつ・どのように・誰と食べるのか」を教えてあげることが大切です。
お菓子などを手の届きやすい所に置いておいたり、欲しがるまま与えたりしないように保護者の意識・心がけが必要といえます。
食事の時間・おやつの時間・子供にあった食べる量など、お母さんの力の見せ所というところです。

食べ切れないのに「食べなさい」と言い続けて食べさせていると、過食になる恐れがあります。

乳児の延長である幼児期は、徐々にスリムな体型になってくるのですが「ぽっちゃり体型」でも不思議ではないのです。

乳児期同様に、成長曲線を大いに活用して肥満予防を兼ねた健康管理をしてあげるようにします。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:58 | | コメント (0) | トラックバック (0)

学童期

小学校に上がったこの頃は、「ぼくは、肥満だ」「わたしは、太っている」と意識するようになり、それは学年が上がるにつれて「より強く」なってきます。

さらに、子供同士で遊ぶようになるなど行動範囲が広がて、お母さんの影響力は弱ります。

幼児期に比べてずっと理解力があり、今の自分の体型は肥満肥満気味でこれからどうなっていくのかを「解りやすく」教えてあげます。
お互いに客観的に見て行くことは難しいので、成長曲線子供と一緒に描いていく方法も子供から見ても「パッ」とわかるので、よい方法といえます。

すると、「肥満かもしれない」と意識を持ってきて、外での買い食いや過食を抑えるように子供自身が気を付けるようになります。

お母さんやお家の方で協力ができることは、「食事」と「運動」です。

子供が学校給食やおやつに「何を食べたか」を把握して、食事の「量」と「質」両方のバランスを考えいきます。

次に運動ですが、現代の社会環境生活環境では運動不足になっても仕方ないといえます。
ならば「少しでも体を動かす」努力が必要で、家事を手伝ってもらうことや体を動かす外での遊びをすすめて、遊び方を知らなければ教えてあげます。

スポーツ教室などに通っていたけれど、塾などに行かせるため辞めたら「太ってしまった...」ということもよくあり、生活環境に合わせて食事運動のバランスを取ることも必要になってきます。

肥満状態が完成してしまうと、とても治すことは難しいので、気配を感じたら早めに「食事」と「運動」そして「親子の意識」を見直すようにします。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:57 | | コメント (0) | トラックバック (0)

赤ちゃんの肥満は問題?

美容健康ブーム世代の若い母親が、生まれて間もない赤ちゃんを連れて「うちの子は肥満児ですがこのままミルクを飲ませて大丈夫ですか」と病院へ訪れることがあるようです。

悪い例では、肥満を心配するあまり粉ミルクを薄めて飲ませていると言う話も聞いたことがあります。

反対に健康診断などで「この子は肥満です」と指摘されると怪訝な顔をする方もいて、特に少し上の世代の方が多くみられます。

先述しましたが、生後6〜7月くらいの赤ちゃんは太って見えて当たり前なのです。
その前後であっても個人差があるので許容範囲内ですし、食事制限などせずに気長に見守ってあげることが一番です。

どうしても気になるのであれば、ベビーマッサージや一緒に遊んで上げることで、適度に体を動かしてあげるようにします。

ただし、周りのたくさんの目から見てもあきらかに「肥満」ではないかと言うときには、医学的に調べる必要があります。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:51 | | コメント (0) | トラックバック (0)

思春期

子供でもなく大人でもない「微妙な時期」です、そのため親であってもすべてを知ることはなくなってきます。

把握できない以上、肥満かもしれないのであれば「自分にとって」太っていることが「損」か「得」かを自覚させて、「自分で管理」させることです。

「自分で管理させる」からと放っておかず、子供が尋ねてきたら「肥満予防」につながる知識を教えてあげたり「参考」になる本など紹介したりして積極的に応じてあげます。

しかし、子供自身が「やろう!」という意識がない限りどうにもならないので、肥満予防することは難しくなります。

ダイエットグッズダイエット用のサプリメント・飲料などがたくさん出回っていてとても魅力的です。
でも「息抜き程度」に考え、基本は「食事療法」「運動療法」であることを認識でするように促します。

思春期であっても「成長曲線」を利用することが解りやすく、ダイエット記録も取りやすいので効果的に感じますし、本人が「理想体重」を決め成長曲線に記入するのもよいです。

気をつけていただきたいのは、ここまで持ち越してきた肥満は「医学的異常」が発生しやすい上、「精神的」にも悪影響があることが多いということです。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:50 | | コメント (0) | トラックバック (0)

幼児期以降の肥満は問題?

人間の心理には、良くも悪くも人を見た目で判断してしまう性質があります。

幼児期で「太っていて可愛い」と育ってきた子供集団生活をする時期になると人の目に触れます。

もともと肥満児は自分の「見た目」や「運動能力」について劣等感を持っていることがほとんどで、友達から「デブ」「ブタ」などと言われて更に傷ついて精神的に参ってしまいます。

肥満児に心理テストをしてみたところ、
・8歳より前に肥満になった子供...「社会適応力」が良い
・8歳以降に肥満になった子供...「情緒不安定」で集団行動に「消極的
という結果が出ました。

肥満児の多くは、欲求不満に対する「忍耐力が弱く」解消することが「苦手」です。
そのため、「食べること=欲求不満の解消法」となっているので虫歯になったり、肥満がひどくなったりします。

幼い子供へのご褒美に「お菓子をあげる」などをしないように、親自身の意識も変えて行かなければ、肥満児や成人してからの肥満は「必然的に起こる」といえます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:50 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供の脂肪肝

簡単に言いと「脂肪」を溜め込みやすい肝臓に、「肥満」によって脂肪が溜まりやすいことが「肝臓に負担」をかけているからです。
これを「脂肪肝」と呼びます。

脂肪肝には自覚症状がほとんどなく、血液検査をするとだいたい「肝機能異常」と診断されますが、程度は軽いことが多いです。

ただ、長期間の肥満であったり脂肪の溜め込み方が異常であったりする場合、肝臓そのものが破壊されて「脂肪性肝炎」「脂肪性肝硬変」へと進んで行きます。

今までは成人の病気とされていたのですが、食生活の変化から子供にも現れる病気となってきたのです。
早期発見・早期治療が求められるわけです。

脂肪肝の診断方法は、腹部を触ること・血液検査、更に詳しく調べる場合には超音波検査・CT検査などがあり、ほかに「肝臓」を一部採取する方法で確実ですが子供の場合負担が大きいのであまり行われない方法もあります。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:48 | | コメント (0) | トラックバック (0)

体脂肪を減らす

体重体脂肪除脂肪体重>です。

体重減らそうとした場合...
・「体脂肪」が減る
・「除脂肪体重」が減る
...という2通りがあります。

肥満している時に減らすところは「体脂肪である」ことはもう説明をしていますが、極端に減量してしまったことで「筋肉」まで減ってしまうことがあります。

筋肉減ってしまっては「ダイエット成功!」と、喜んでいられない状態となります。

<「除脂肪体重減った」=「体力低下」>を意味しています。

たとえば病気など体調が悪くなることで体重減ります。

健康的に体重減らすのなら「体脂肪のみ」のダイエットでなければならず、筋肉などの「除体脂肪体重」を減らさないように気をつけなければならないのです。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:48 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供の肥満の原因は

肥満の原因
視床下部性(脳内の食欲中枢があるところが「視床下部」です)
内分泌性
遺伝性
運動不足
栄養性
...などがあり、子供肥満単純性肥満が主な原因と考えられます。

特に子供肥満の原因は「遺伝体質」でその後の「運動不足」「栄養性」が加わり「肥満」へと繋がっていきます。

肥満児生活習慣を調べると「運動嫌い」「ゴロゴロすることが好き」と言う子供がとても多く、現代の生活環境を考えると普通の体格の子供よりも運動に縁のない生活であるということが分ります。
これは、意識的に変えていかなければならない問題です。

食生活の変化やコンビニなどで簡単に手に入る糖分脂肪分の多い嗜好品などで、子供の体に必要以上のエネルギー(カロリー)を与えてしまうことが原因の「栄養性肥満も楽に想像が出来ます。

遺伝が原因で太りやすいのはどうにもなりませんが、「栄養性」での栄養過多や「運動不足」などは心がけ次第で予防ができることです。

肥満児肥満の恐れがある子供生活習慣を見直して、食事運動不足のどちらに問題が偏っているのか分析してみると、肥満解消への糸口となりえます。

子供だけでなく大人にも同じことがいえるので、親子で一緒に肥満対策を方が長く続けることができて効果的と思います。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:46 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供の高血圧

肥満すると高血圧になりやすいのは、いくつもの要因が働いているからです。

1)塩分の取りすぎ
塩分の過剰摂取が高血圧につながるのは有名ですが、塩分の摂取量をそのままに食料の摂取カロリーを減らすだけでも「高血圧が改善」します。
塩分だけが悪いということでは、ないのです。

2)肥満しているということは「体の面積も大きい」ので、体の隅々まで血液を行きわたらせるには、普通の体格の方よりも「たくさんの血液」と体へ送り出す「強力なポンプ=心臓」が必要です。
普通の体格の方よりも強力なポンプ「心臓」ということは、肥満している方の心臓は余分に働かなくてはならず、「心不全」を起こしやすいのです。

その他の要因は、以下にあげたものなどとされています。
3)交感神経
4)肥満にともなう高インスリン血症

高血圧肥満児は全体の20%といわれ、一般に学校での検診で発覚する高血圧の約10倍にもなり、色々な分析から「肥満している」と肥満していない方の「約10〜15倍は高血圧」ということになります。

これらの結果から、高血圧肥満している場合には「降圧剤」など使わずに「食事療法」「運動療法」でのダイエットが先決となり、ほとんどの場合は血圧正常に戻ります。

子供のために長期的に考えるのであれば「運動療法」が有効です。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:46 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供の動脈硬化

血液の中にあるコレステロールは、「食事からのコレステロール」と「肝臓で作られるコレステロール」です。
肥満していると血液の中のコレステロールの値が高くなり、糖代謝・ホルモンの働きも関係があるとされています。

食事からのコレステロールには「動物性たんぱく」「動物性脂肪」が多く、肥満児が比較的に好んでいる「肉」「バター」「マヨネーズ」には、これらの脂肪分がたくさん含まれています。

これらの物を食べるのであれば、ごぼう・キャベツ・レタスなどの「食物繊維」を多く含む食材と合わせて食べるようにすると「脂肪分」の吸収を抑えることが出来ます。

食物繊維だからと「清涼飲料水で済まさない」で気をつけて行きたいです。

肝臓で作られるコレステロールは、肥満していると比較的「食事量」が多いため体内にコレステロールの材料がたくさんあり、材料があればそれだけ作る働きが活発になります。

運動不足が続くと、動脈硬化を促すLDLコレステロールが増え、一般的な食事量でも肥満へとつながります。

適度な運動をして上手にカロリー消費をすることが望ましいです。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:44 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供の単純性肥満

肥満には...
単純性肥満...肥満の原因がハッキリとしない
症候性肥満...肥満の原因が病気であるが数は少ない
...に分けることができ、最近増えている肥満児はこの「単純性肥満」です。

単純性肥満の原因は、必要以上のエネルギー(カロリー)を取ってしまうことと運動不足によるものです。

人間の体にはもともと、過剰なエネルギーを熱にして消費することで「体重を増やさない」機能があります。
肥満する方の場合は、上手くこの機能が働かなくて脂肪を溜め込んでしまうのではないか、という仮説もあります。

精神的な理由などで食欲が増し、過剰なエネルギーを熱に変えられなくなると「代謝」も悪くなり色々な悪循環が始まります。
そして「肥満」を悪化させていくとされています。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:44 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供の症候性肥満

肥満には「単純性肥満」と「症候性肥満」の2種類があります。

さらに「症候性肥満」を分けると以下のようになります。
中枢性肥満
...脳内の食欲を調節するところの障害で「脳腫瘍」「脳炎」などが原因

内分泌性肥満
...副腎皮質・甲状腺などからのホルモン過剰や不足が原因

遺伝性肥満
...プラダー・ウィリ症候群などの血脳障害や性腺形成不全、手指の奇形などの症状がある

身長が低いことや、肥満以外の「生まれつきの病気」などの「肥満」以外の症状が必ずあるのが「症候性肥満」の特徴です。

成長曲線を書いて見ると、身長の伸びが病気が始まった頃とリンクして悪くなっていることが見て取れます。

さらに思春期になっても性的な「二次性特徴」がなかなか現れないほか、その他の病気の原因によってはその状態が表れてくるのです。

症候性肥満の場合、肥満治療の一環として、まずその原因を検査などで見つけ治療を始めます。
子供は「個人差」として成長を見守ることが多いので、ある程度大きくなるまでその「異常」に気づくのに時間がかかりますが、定期的に「身長」「体重」を測り成長曲線をつけて、成長のバランスを確認する習慣をつけることで気づくことができる場合があります。

肥満」で身長も低い場合は「病気が原因」ということも考えられますので、一度検査を受けるのもよいと思います。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:42 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供の糖尿病

肥満によって糖尿病になるのは、「遺伝性が強い」病気です。

インスリンは足りているのに糖尿病Ⅱ型糖尿病)という肥満児は、両親・両祖父母の誰かが糖尿病で、さらに親族に糖尿病のいる肥満児では特に発症しやすいので注意が必要となります。

肥満度が中度以上の比較的高い肥満児を対象に検査してみたところ、約15%が「糖尿病」か「糖尿病予備郡」です。

このことから、肥満糖尿病は深い関わりがあるとされ、高インスリン血症肥満度が高いほど発症しやすいのです。

学校での尿糖検査が浸透し、症状が出てくる前に糖尿病子供を見つけることが増えてきて、子供でも「Ⅱ型糖尿病」が思いのほか多いということ、すなわち肥満児が増えていることに関係が深いと分かってきたのです。

肥満児糖尿病には、「食事療法」「運動療法」を併せた体重コントロールが大切です。
しっかりと体重コントロールができていれば症状も早く良くなります。

しかし、また肥満になってしまうと糖尿病もひどくなってしまうので、「肥満」と「糖尿病」を併せ持つ方は体重コントロールに重点をおく必要があります。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:42 | | コメント (0) | トラックバック (0)

効果的な体脂肪の減らし方

先ほどの項目で「肥満解消体脂肪のみのダイエット」とお話しましたが、体脂肪は「必要以上のカロリー摂取」で「体内に溜め込んでしまったもの」です。

効果的な肥満解消方法は、2通りあります。

1)カロリー摂取を抑え、脂肪として「溜め込む量」を少なくする。
つまり「食事療法」です。
極端に食事量を減らすことは、脂肪を減らすだけでなく体にとって重要な「たんぱく質」なども減らすこととなり、健康に悪影響を与えます。

ダイエット食品などで「栄養バランス」を考えずに食べ続けると、心臓の筋肉の質が変わってしまうなどが考えられます。

特に肥満児は「成長段階」にあります。
食事療法だからといって、ダイエット食品を与えることは控え「バランスの取れた食事療法」をお母さんの手で作りあげることです。

2)運動量を増やしカロリー消費率をあげ、溜め込んだ脂肪を使い切る。
つまり「運動療法」です。
肥満児は比較的運動が苦手で、「さぁ、運動しましょう!」では動いてくれないのです。

まず簡単な「食後の食器の片付け」「自分の布団の上げ下げ」などで体を動かすようにして、順々に運動計画を立てていきます。

毎日続けることが大切ですが、肥満児にとってはなかなか大変なことです。
約束事を決めたり、それが果たせたときには何かご褒美を出すなど、「つらいダイエット」にさせない工夫をしてあげます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:41 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供の肥満と脂肪細胞学説

脂肪細胞の内容は「脂肪」だけです。

肥満」によって脂肪が増える場合...
1)脂肪細胞の「数が増える」
2)脂肪細胞自体が「大きく太る」
3)その「両方
...の3パターンがありえます。

1)脂肪細胞の数は2歳以下・5〜7歳ごろ・思春期に分けて増えるとされ、細胞の大きさが変るのではなく成長に合わせて細胞の「数」が増えているのです。
成人の場合でも「過度の肥満」になると数が増えると考えられ、一度数が増えると減ることがないので、必要以上に脂肪細胞の数を増やさないようにしたいもので、特に2歳以下で発症することが多いです。
たとえダイエットに成功しても「肥満再発」の可能性が高いタイプといえます。

2)脂肪細胞が大きく太る「肥満」は主に思春期から発症することが多く、肥満の度合いは数が増えるよりは「軽い方」といえます。
数が増えているわけではない分、ダイエット後の「肥満再発」の可能性は低いといえます。

3)両方のパターンが共存するタイプですが、2歳から思春期頃の間で発症することが多く、治療難しいとされています。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:40 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供のピクウィック症候群

ピクウィック症候群」とは、ある小説の登場人物で大変な「肥満」「大食い」でいつも「ぼーっ」としたり「居眠り」をしたりすることから、このような症状の病気を「ピクウィック症候群」と呼んでいます。

何も怠けて居眠りしているわけではなく、肥満による睡眠不足の症状です。

仰向けに寝たときに首まわりについた「脂肪」が気道を圧迫し息苦しくなることで「十分な睡眠」を得られないことが原因となり、大きな「いびき」「無呼吸」などがみられます。

女性は思春期の頃感じたことがあるかもしれませんが、「胸に脂肪がつく」ことで息苦しくなります。
同じように肥満による息苦しさは肺に影響を与えて、「呼吸運動」「酸素の取り込み」が不十分となります。

慢性的な「睡眠不足」と「酸素不足」の結果、「ぼーっ」としていたり「居眠り」をしたりするのですが、肥満児ではもっと深刻となります。

肥満児は、外からは脂肪の圧迫・内側からは「扁桃腺」が肥大して空気の流れを邪魔します。
そうなると、大した肥満ではないのに「睡眠障害」が起きてしまうことがあります。

ピクウィック症候群では居眠りなどよりも問題なのが、呼吸障害による心臓への負担で「突然死」してしまうことです。

治療するにはとにかくダイエット、食事運動による減量をして「睡眠不足をまず解消」がポイントです。

扁桃腺肥大の肥満児の場合は、ダイエットよりも扁桃腺の手術をすることもあります。

危険サインは「大きないびき」「昼間の居眠り」などです。
心配があるのなら医療機関への相談をおすすめします。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:40 | | コメント (0) | トラックバック (0)

運動能力との関係

肥満児にはあまり「運動ができる」というイメージが定着していないと思います。
ある中学生たちを肥満度別に「50m走」「走り幅跳び」「ハンドボール投げ」で運動能力を比較したものがあります。

●チーム紹介
痩せ軍...肥満度10%以下
普通軍...肥満度11%〜20%以下
肥満軍...肥満度21%以上

「50m走」
1位...普通軍
2位...痩せ軍
3位...肥満軍

「走り幅跳び」
1位...普通軍
2位...痩せ軍
3位...肥満軍

「ハンドボール投げ」
1位...肥満軍
2位...普通軍
3位...痩せ軍

その他、体力テストの「反復横跳び」「垂直跳び」「握力」「背筋力」では、肥満軍は「握力」「背筋力」に優れた結果を出したのです。

跳んだり走ったりは苦手でも、「投げる」「握る」などの筋力肥満児が有利といえます。

脂肪量筋力ついては解明されていませんが、「得意分野が違う」だけで運動能力は劣っていないということですが、学校で行われる運動に関しては劣っているため、肥満児が劣等感を持っても可愛そうですが仕方がないといえます。

運動が嫌いで肥満になる子供はいないのです。
学校体育で肥満児が得意な分野の運動をさせて、体を動かす楽しみを覚えさせてあげれば、いずれ肥満解消へつながり「跳ね」「走る」なども運動も難なくできるようになります。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:38 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供の肥満は体質か環境か

肥満児の家系に太っている方が多いことは本当です。
子供の体型は親に似ますし、その兄弟も同じような体型をしているのはよく見られることです。
遺伝」以外にも家族である以上「同じ食生活」をしているので体質だけが原因とは考えにくいのです。

●「体質」が肥満の原因である根拠
1)家系、特に「親子で肥満」している率が高いこと
2)1卵生双生児は「肥満」することが多く、生活環境自体がまるで異なる1卵生双生児での裏付けもあること
3)肥満自体は遺伝形式によって遺伝することがありませんが、「肥満体質」は遺伝することがある

●「環境」が肥満の原因である根拠
1)特に「食生活に対する認識」の問題で、ひとつの家族内で肥満が多発すること
2)血縁兄弟や1卵生双生児で、肥満した義父母と痩せた義父母の間で別々に生活した場合、肥満している義父母と生活した子供は「肥満傾向」があること

肥満する原因として「体質」「環境」どちらがより強い影響を与えているかはハッキリしませんが、どちらも肥満が起こる要因になることに変りはないのです。

どちらにしても自分だけの判断で治療を始めるのではなく、「体質」と「環境」のどちらが深く影響を与えているのかは、医師などに相談するようにした方が解決策なども詳しくわかります。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:38 | | コメント (0) | トラックバック (0)

親の肥満は子供に影響するのか

肥満児を連れて肥満外来に訪れるほとんどの母親は「太っている」こと、父親が太っているという割合よりも「母親が太っている」ことがほとんどです。

子供肥満する可能性
肥満児...その両親または父母どちらかが肥満である 約70%
成人の肥満(両親共に)...その子供肥満する可能性 約60〜70%
成人の肥満(片親だけ)...その子供肥満する可能性 約30〜50%
成人で肥満でない(両親)...その子供肥満する可能性 約10%
...このようにいわれています。

肥満しやすい「体質」「環境」が親から子へ受け継がれていること、親自身が肥満する食生活をしていることから、子供も同じ食生活行動をして肥満するといえます。

つまり、「子供肥満児にしたくない」と思うのであれば、「親の肥満を治すこと」から始めなければならないといえます。

肥満児になってしまったのであれば、家族みんなで食事療法運動療法をした方が成功する場合があります。
子供ひとりで食事療法運動療法を続けることは不可能なため、ひとりだけで頑張るよりも楽しく長続きするからです。

なにごとも家族の協力が必要ということです。

次に、親が肥満ではないのに「子供肥満してしまう」場合に見られるパターンです。

たとえば、1人っ子・他の子供を亡くした・病気で入院した後などの「特別過保護」状態にある子供の場合、親が甘いことや親への依存度が高く「わがまま」である事が多くあります。

その親自身も子供の要求を通してしまうので、治療効果が得難いタイプです。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:37 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供が肥満になる時期

・生後6〜7ヵ月
・思春期
・中年
の3回が人間の生きている間で「生理的に脂肪がたまりやすい」という時期です。

乳児・思春期の子供の場合、成長の段階で必要な脂肪なので特に問題視する必要はないのですが、肥満児の「肥満」が現れはじめる時期は以下の通りです。

・幼児期に発症...約50%
・小学生高学年までに発症...30%
・それ以降に発症...20%

発育時期での肥満予防方法や分類については、もう少し先でご紹介いたします。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:36 | | コメント (0) | トラックバック (0)

運動療法

一般的に肥満児は、スポーツなどの運動が苦手で好きではないということはこれまでにお話しましたが、肥満児にとって「比較的好きな運動」が実はあるのです。

運動療法を取り組むときに、肥満児に取っての得意な分野や好きなスポーツを知っておくことはとても大切です。

たとえば、水泳・サイクリングなどの自分で早さを調節できるスポーツで息が上がらない、つまり「心臓」「」に負担がかからないことです。

ある程度運動すること自体に慣れてきたら、柔道やサッカーでの筋力を使う運動が向いているもこともあります。

逆に肥満児が嫌いで向いていない運動は、鉄棒・短距離走・腕立て伏せなどで、いくら筋力が強くても「自分の体重」を支え続けるほどの筋力ではないからです。

呼吸障害」を起こしやすい肥満児は、走るとすぐ苦しくなるので向いていないのです。

運動療法を行うときに「どの運動」が子供にとって苦痛にならずに続けていけるか、嗜好を凝らすことも必要です。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:36 | | コメント (0) | トラックバック (0)

社会的適応力

先述しましたが、乳児期からの肥満児精神的安定していて「社会的適応力」もあります。

幼児期を過ぎた小学校に上がってからの肥満児は、精神的にもアンバランスで「社会的適応力」が乏しいことが分かっています。

一般的に肥満児の長所は、おっとりで人がよく反社会的行動が少ないこと、短所は、気が弱く消極的集団行動への参加は苦手であるといえます。

これらの短所は、肥満を強く意識する年齢の子供にみられることで、肥満していることへの劣等感から生まれてくると推測されるため、乳児期からの肥満児よりもより強く現れることが分かります。

肥満児の傾向として、自分自身の欲求不満を解消するのが下手です。
「食べる」ことで欲求不満を解消するので、他の解消法を模索するのも1つの手かもしれないです。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:34 | | コメント (0) | トラックバック (0)

骨・関節の障害と皮膚の変化

1)骨や関節の障害
腰痛
...肥満していることでお腹に脂肪がつき重心が前に移動することで、に負担がかかり腰痛へと発展します。

股関節
...大腿骨頭と呼ばれる股関節の付け根の骨の頭に当たる場所で、普通の人でも大きな圧力がかかるのに、より体重の重い肥満した方ではもっと大きな圧力となります。

2)皮膚の変化
皮膚萎縮線条
...ひどい肥満になると、太もも・二の腕・腰周りの皮膚に「妊娠線」のようなが現れます。

黒色表皮症
・・・うなじ・わきの下などにはい色素が沈着して角質化した皮膚になります。

毛孔性角化症
...二の腕の毛穴毛孔)に硬く小さなブツブツができることがあります。

どれも思春期肥満児に多くみられ、インスリンとの関係があるのではないかと言われていますが、肥満が解消へ向かえば自然に消えていく症状です。

関節の障害は痛いのはもちろん、さらに運動から引き離しますし、皮膚症状は見た目に分かるので思春期肥満児にとってはとても大きなハンデとなります。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:32 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供の肥満が増えてきている原因

肥満児はだいたい「10〜20人に1人」といわれていますが、肥満児が増えている原因は「食事性」「社会環境」の2つの要因が考えられます。

主食が米であった日本古来の食生活ではなく、欧米化して来ているために高たんぱく高脂肪食生活になってきたことです。

摂取カロリーも今後どんどん増え続け、来世紀末には所要エネルギーに対する脂肪エネルギーが現在の1.2倍に増えると推測されています。

お菓子や清涼飲料などの嗜好品の種類や量もますます豊富になり、誰でも簡単に手に入ること自体が「肥満になりやすい環境」となっています。

つまり、一昔前に比べて「食生活が乱れている」ということが言えるのです。

次に、子供達の「遊び場所」が減っているという地域の都市化です。

体いっぱい使って遊んでいた昔の子供と違い、現代の子供は外にいてもゲーム機を利用して「体を動かさずに」遊んでいます。

その上、交通事故や安心して子供たちだけで遊べる環境でなくなってきていることから、「室内で遊ぶ」ようにさせていることも要因のひとつです。

近頃の子供たちは塾通いが当たり前のようになり、遊ぶ時間よりも机に向かっている時間が多く、「運動不足の原因」となっています。

このように、子供たちを取り巻く「食生活」「社会環境」変化がより「肥満児」を生み出しているともいえます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:31 | | コメント (0) | トラックバック (0)

肥満児は本当に食べすぎなのか

たいして食べていなくても肥満になることがあります。

通常なら余分なエネルギーを熱に変えて燃焼しますが、それが出来ずにいると少しずつ脂肪がたまり、ゆくゆくは肥満となってしまいます。

では、さほど食べていないのに摂取エネルギーが多過ぎるとは、「どういうことか」ということが問題になります。

1)「間食」が多いためのエネルギー(カロリー)オーバー
...1日の摂取カロリーを超えやすい「間食」は、ご飯を少なめに食べていても「間食」が多ければ当然といえます。

完全に「ダメ」というと欲求不満になりますので、許容範囲を超えない程度で注意が必要です。

2)「たくさん」の基準の違い
...平たく言うと、一般的な「たくさんのご飯」と相撲部屋の「たくさんのご飯」では、その「」が違うということです。
 
3)以前の食べ過ぎ
...入園・入学などの生活環境が変わったときや、入院中・入院後などで「よく食べていた」場合に、突発的な肥満状態になります。

「食べ過ぎ」という言葉は、人それぞれその量のイメージが違いますが、その「子供」にとって「必要以上に食べ過ぎている状態」をいうのです。

4)運動不足
...詳しいことは先述しましたが、肥満解消には「運動療法」が有効で、食べたら寝るという肥満児思春期に多くみられます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:30 | | コメント (0) | トラックバック (0)

良性肥満と悪性肥満

良性肥満
...主に乳児期に発症する肥満で、身長も高く精神的にも安定しているため比較的活動的です。

・悪性肥満
...主に幼児期以降に発症する肥満で、成長曲線は正常からはずれ精神的にも不安定でいるため非活動的といえます。
その上、コレステロールなどの医学的病気を持っています。

良性悪性をわける理由は、原因の異なる肥満治療法も異なるからです。

肥満児はそれだけで劣等感を持っている場合が多く、大人が考えた食事療法運動療法検査をするのもすべて子供です。
それが子供にとって「気持ちのいいこと」ではないからですし、管理する大人にも無理が出てきます。

多少太っていても「医学的」「精神的」に健康であれば、今以上太らないように生活環境に注意をするだけで、食事などの制限は必要ではないのです。

肥満であることが明らかに「医学的」「精神的」に悪影響を与えているのであれば、子供自身と十分話して理解してもらい、ある程度の食事・運動制限を考える必要があります。

肥満良性悪性の判断は医師に相談したほうが良いといえます。
子供のことを考えれば「余計な負担をかけない」ためにも、親の目だけでなく「医学的な目」も大切なのです。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:28 | | コメント (0) | トラックバック (0)

成長曲線の描き方

小学校などで自分の身長体重を、「成長曲線」の表に書き入れた経験がある方も多いと思います。

成長曲線」とは、母子手帳などにある「幼児身体発育曲線」「身長体重曲線」などをさします。

ほとんどの場合、サンプルの成長曲線や、許容範囲が色分けされているなど年齢身長体重が分かればすぐ利用できる分かりやすい形になっています。

この成長曲線を描くには、定期的な身長体重の記録が必要です。
現在の日本ではほとんどの保育園・幼稚園・小学校で健康診断をしていますので、かなり正確な成長曲線を描くことができるのです。

サンプルの成長曲線にぴったりでなくても、許容範囲内でバランスよく成長曲線が描けていれば健康であるといえます。

身長体重のバランスを守りながらする子供成長の手助けが、私たち親がしてあげることできる「大切な心がけ」です。

成長曲線はhttp://ghw.pfizer.co.jp/gh/index.htmlでダウンロードができます。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:28 | | コメント (0) | トラックバック (0)

内蔵型肥満と皮下脂肪型肥満

肥満を分類すると「脂肪が体のどこについているか」で判断することができます。

中枢性脂肪...男性に多い、お腹まわりに脂肪がつく肥満
末梢性肥満...女性に多い、太ももなどに脂肪がつく肥満
または、
上半身・下半身でどちらに脂肪が多くついているかで判断する方法もあります。

内蔵型脂肪皮下脂肪型肥満も同じように内臓皮下のどちらに、より多く脂肪がついているかで判断します。

内蔵型肥満皮下脂肪型肥満を見分けるにはCTスキャンを利用します。

このように分類するのは「どこに脂肪がつくか」で病気かどうか、またはどんな病気を引き起こす可能性があるのかを、ある程度予測するのです。

内蔵型肥満は、糖代謝異常になる恐れが強くコレステロールも高いとされ「糖尿病」「高脂血症」になりやすいのです。
また、上半身肥満中枢性肥満も、「糖尿病」や「心臓疾患」になりやすいとされています。

Posted by banrai | 2011年1月21日 16:02 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供の肥満はなぜ問題になるか

学校などでの集団検診の検診結果の「要治療」というところに、「肥満」と書かれた用紙を持ち、改めて診察を受けに来る子供が増えています。
肥満」が健康にどう影響しているのか、お話しすることにします。

1)高血圧・動脈硬化の原因となる血清脂質異常(血中のコレステロールの状態が悪いなど)・糖尿病・脂肪の蓄積による肝障害(肝脂肪)などの、まるで中年のような医学的異常が肥満児に出てきます。

肥満で首が太くなると、仰向けに寝た時に軌道が狭なって息が詰まってしまう病気もあり、これに近い状態では息苦しくて十分な睡眠を取ることができないのです。
十分な睡眠ができないでいると昼間に居眠りすることが増えてきますし、運動能力の低下や、関節に負荷が掛かることで障害が起きて「運動ができなる」などが見られます。

体の表面的には、皮膚の「黒ずみ」やお腹や太ももなどに「妊娠線」のような線ができることもあります。

2)肥満児でだいたい10歳以上の子どもたちは「痩せたい」とほぼ全員が考えているようです。
スタイルが悪いなどの自分自身への不満や、他の子どもたちに「からかわれる」、運動能力が低下して他の子どもたちと一緒にスポーツができないなどで、「心への悪影響」があるのです。

「引きこもり」とまではいかなくても「内向的」になったり、「消極的」や「学校嫌い」になったりすることもあり、こうなると子供達の肥満は「病気」といえます。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:58 | | コメント (0) | トラックバック (0)

肥満とはどんな状態をいうのか

肥満とは「体を作っている成分中の脂肪組織が過剰に蓄積している状態」と定義されています。

肥満状態になるには3通りの型があります。
脂肪細胞の数が「増える増殖型
・細胞が「大きくなる肥大型
・「両方」持ち合わせている混合型
以上の3通りです。

子供たちは成長・発達の時期で、脂肪細胞も増えやすくなっています。
肥満児」や「昔、肥満児」だった成人した肥満の方は、増殖型または混合型肥満が多い傾向があります。
大人になってから初めて肥満になる方は、肥大型肥満になる傾向があります。

1度、脂肪細胞の数が増えてしまうと、脂肪吸引などの手術をしない限り脂肪細胞の数は減ることがありませんので、子供の頃の肥満脂肪細胞の数を増やしてしまうと、ダイエットに成功しても、また肥満になりやすい状態になっています。

体脂肪率の正常値はどのくらいかと言うと...
・乳幼児期は「カウプ指数」が18以上で肥満とされています。
・生徒・児童は「ローレル指数」が160以上で肥満とされています。
・成人の場合ストレートに「体脂肪率」で、男性は15〜20%以上、女性は20〜25%以上で肥満です。
特に子供の場合は、成長によって変化していきますので大体と思って参考にする程度です。


幼児期に肥満となり小学校で痩せたとしても、思春期になって体脂肪が増えることがありますが、何度も申しますように成長・発達の段階である子供達の体脂肪を正確に測ることは難しいです。

なんであれ、「肉付きがよい=肥満」ではなく、「のつきすぎ=肥満」であり、のつきすぎは現在そして成人してからの健康状態に悪影響を与えるということです。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:56 | | コメント (0) | トラックバック (0)

判定方法

子供太っているかは見ればわかるのですが、肥満かどうかは脂肪の量を量らなければ「肥満」と判定はできないのです。

肥満かどうかを判定するためによく利用されている方法は、身長体重の値から太っているかどうかを見る方法で、「体格指数」や「肥満度法」などと呼ばれています。

体格指数」はいく通りもの方法がたくさんの研究者により考案されていて、それぞれに「正常値」が設定されていて正常値以上を「肥満」としています。

肥満度」は標準体重に対して、現在の体重がどの程度超えているかで「肥満度」を決めます。

皮下脂肪の厚さを量り脂肪の量を推定して「肥満」の判定をする「皮脂厚」という方法もあり、身長体重で割り出した値と合わせて「肥満」の判定をすることもあります。

その他の判定方法としては、先に述べた「カウプ指数」「ローレル指数」があり、母子手帳や小学校などで見ることができる「成長曲線」が役に立ちます。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:54 | | コメント (0) | トラックバック (0)

体格指数とは

先ほどから述べている「カウプ指数」「ローレル指数」、つまり体格指数についてご紹介します。

産科などでの乳児検診や、保健所や学校でよく使われている「子供肥満」の判定方法です。

何度も申しますが、子供は成長段階にありますので、生後半年くらいのように「ぽっちゃり」していて当たり前の時期と、小学生前後の「ほっそり」していて当たり前の時期があります。
思春期では、女の子は女性らしい体つきになり、男の子は男性らしい体つきになるため体脂肪率が変わって当たり前です。

数値は参考までとし、不安があれば医師の診察を受けて判断してもらうことをおすすめします。

カウプ指数体重(kg)÷{身長(cm)²×10⁴}
乳児検診ではカウプ指数がよく利用されていて、母子手帳にも記入されていると思います。
早見表も普及していますが、目安は以下のように判定しています。

・14以下...痩せすぎ
・15〜18...正常
・18〜20...肥満ぎみ
・20以上...肥満

ローレル指数体重(kg)÷{身長(cm)}³×10⁷
学校などで児童・生徒の肥満判定によく利用されます。
目安は以下のように判定しますが、こまめに観察しなければならない方法です。

身長110〜129cm...180以上で肥満
身長130〜149cm...170以上で肥満
身長150cm以上...160以上で肥満

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:52 | | コメント (0) | トラックバック (0)

皮脂厚(皮下脂肪厚)の測り方

皮下脂肪組織が増えると「肥満」となります。
肥満度」を関節的に判定するために「皮脂厚」を測ります。

皮脂厚を測定する方法には「ハーペンデン式」と「栄研式」の2つあり、主に日本で利用されているのは「栄研式」です。

皮脂厚を測る場所は、二の腕と肩甲骨の下が良いとされ、皮下組織を十分引き寄せて縦につまみ、「皮脂厚計」で測り、皮脂厚計での測定値を足して「肥満度」を判定します。

皮下脂肪の量と「肥満度」や「内臓脂肪度」はある程度関係があるとされていて、脂肪のつき方で「肥満」「内臓脂肪」を分けるため、皮脂厚だけでは判断できないのです。

皮脂厚」判定のメリットは、もともと痩せ型の子供肥満してきた時や、スポーツ選手などの場合で体重だけで判断するよりも正確に「肥満」か「内臓脂肪」なのかを判定できることです。

脂肪のつき方によって、「肥満」か「内臓脂肪」なのかを判断することができます。

まだ一般的ではありませんが、「超音波」を利用した測定法も考案されています。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:50 | | コメント (0) | トラックバック (0)

健康な体格について

「長さ」はものの大きさを表す単純な単位のことです。
人間の体は、縦・横・高さの3次元の単位を持っていて、「体積」を持っているということになります。

体積を表すには、長さの単位を3乗することで表せますが、人間の体を同じように長さの3乗の単位で表すことはとても難しいです。

では、人間の体積を求めるほかの方法を考えてみます。

1)個々の人間の比重が同じなら体積は重さで表すことができ、すべての人間の1㎤が同じ重さであれば体積の大きさは重さ、つまり「体重」で表すことが出来ます。

2)人間の体を「単純」に見ると「立方体」より「円筒」と見る方が自然です。
<円筒の「表面積」×「高さ」=「体積」>
...ということになり、円の面積は「半径」で決るので人間という立体の体積(体重)は「高さ」「半径」この2つの単位で決まる、ということになります。

1・2のことを踏まえて、単純に子供の「体格」を考えてみると、ある年齢・ある身長であれば「一定の範囲内の体重」があり、その範囲内であれば「とりあえず正常な体格」といえることになります。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:48 | | コメント (0) | トラックバック (0)

子供の理想体重とは

理想体重」とは、その人にとって好ましい体重のことになりますが、「好ましい」基準をどこに置くかによって、理想体重も変化していきます。
一般的な理想体重の基準は、「長生き」する体格という点で決めています。

生命保険会社が得意とするこの類の研究によると、ある集団で「ある年齢」「ある身長」を対象に、体重別に死亡率を調べてみたのです。
すると、体重が少ない場合・体重が多すぎる場合のどちらでも、死亡率が高くなること、その逆に死亡率がもっとも低い体重も解ったのです。

この死亡率が最も低い体重こそ「理想体重」となります。

成人であれば、このように年齢身長体重死亡率を集め理想体重を決めることが出来ますが、子供の場合は死亡率から理想体重を求めることは難しいのです。

子供の場合には、大勢の健康な子供年齢身長体重の分布を調査して、年齢身長から体重がどのくらいであれば普通なのか見ていくようにするのです。
それが「年齢別身長別体重」で、時代や人種が異なっていても年齢身長が同じなら理想体重もほとんど変りないのです。

理想体重を決めるポイントとしては...
体重が少ない人」→消化器系の病気で死亡率が高い
体重が多すぎる人」→心血管系の病気で死亡率が高い
となっています。

つまり、消化器系の病気が気になるのなら「理想体重」を多めに設定し、心血管系の病気が気になるのなら「理想体重」を少なく設定すれば健康に近づけると言うことになります。
これは、子供も同じです。

一人ひとりにとってちょうど良い体重、何が心配なのかをじっくり考えた「理想体重」を決めることがポイントとなります。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:46 | | コメント (0) | トラックバック (0)

肥満度とは何か

<{「現在の体重」−「標準体重」}÷標準体重×100(%)>

現在の体重標準体重に対して何%増えているかが「肥満度」、その結果20%以上が「肥満」です。

子供の場合の分類
軽度肥満......20%〜29%
中等度肥満...30%〜49%
高度肥満......50%以上

計算式を見ると、「標準体重」が必要です。
子供標準体重を見るには、身長体重そして「年齢」がとても重要となります。

というのは、思春期に入っていない子供と、思春期の男の子・女の子では同じ身長であっても体重が異なります。
年齢を考えずに標準体重を決めて「肥満度」を計算すると、身長の高い子供の「肥満度」が実際と合わない結果になってしまいます。

そのため、年齢ごとに「身長別の標準体重」を決めることで、肥満度を判定するときにより正しく「肥満度」を計算することができます。

簡単に調べることのできる幼児用の「肥満度計算尺」・気軽に利用できる「ポケットコンピュータ」などもありますので、詳しくは「予防医学事業中央会(電話:03−3269−2101)」へ問い合わせてください。

一番身近な物で調べるのなら、母子手帳などの健康を管理する手帳などにある「身長体重曲線」の表を利用することです。

また、計算だけでは「脂肪」と「脂肪以外の組織」で、どちらが多いのかを判定することができませんので、先述した「皮脂厚」もあわせて判定することをおすすめします。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:44 | | コメント (0) | トラックバック (0)

体脂肪量と除体脂肪体重について

肥満」としてみると人間の構成成分は「脂肪」と「その他の成分」に分かれます。
「実際の体重」−「脂肪」=「除脂肪体重」となります。

脂肪以外では、心臓・肺・胃・腸などの臓器は人間が生きていくうえで必要不可欠のものです。
肥満だからとその重さが変わることはないのですが、肝臓は肝臓自体に脂肪を溜め込む性質があります。

そのため肥満している方のほうが、肝臓が重いことになります。
肥満により肝臓が重くなることがあっても、「脂肪自体が増えている」ので肝臓組織そのもの量は普通の体格の方と変わりないのです。

内臓臓器の重さに個人差はあまりないのですが、筋肉の重さには個人差が出てきます。
肥満かどうかを見る場合、除脂肪体重は「筋肉の量がどのくらいあるか?」と言うことになり、体重があっても筋肉の量が多ければ「肥満」として見ると問題がないといえます。

子供の場合、除脂肪体重増えただけでは「肥満度」が20%を超えることは「ほとんどない」と言われています。

脂肪がつきやすい場所は「皮下」をはじめほぼ全身とされていて、脂肪の量を測るのはとても難しいことです。

体のどの場所に脂肪がついているかで、
上半身型肥満
下半身型肥満
皮下脂肪型肥満
内蔵型肥満
・・・などにわけていきます。

体脂肪の量が異常に増えたことで「肥満」となりますが、肥満を気にして急激にダイエットするのでは「除体脂肪」まで減らしてしまう恐れがあります。
肥満とは「体脂肪増えたこと」ですから、「体脂肪」を減らすように気をつけて体を大切にして減らしていくようにします。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:42 | | コメント (0) | トラックバック (0)

体脂肪量の量り方

脂肪は目に付くところ以外にもお腹まわりや、脂肪がたまりやすい肝臓などの臓器にもつきます。
体全体に溜まる脂肪重さを測るのは難しいと前述していますが、さまざまな方法があるのでご紹介します。

身体密度法
 ...体の密度を一定の式を使って求める方法ですが、子供には使うことのない方法です。

除体脂肪体重を求める方法
...放射性同位元素を注射して除体脂肪体重をもとめ、体重から除体脂肪を引いて脂肪量を出す方法ですが、こちらも子供には使わない方法です。

CTスキャン
...体を輪切りにした映像を撮影し、脂肪とそうでない組織を区別します。
脂肪の面積をもとめて脂肪量を推測しますので、どのタイプの肥満かを判断するには有効ですが、体脂肪がどのくらいの量あるのかは答えることができないのです。

皮脂厚による方法
...皮脂厚の値を規定の数式を利用して体の比重をもとめ、身体密度法を利用して体脂肪率を出します。
皮脂厚計を利用する時に、「肥満度」が高くあると皮脂厚と体の比重のバランスが悪くなるので利用できなくなります。
超音波を利用した物もありますが、9歳以下は測ることができないので、あまり子供向けではないと言えます。

バイオインピーダンス法
...電気を利用して脂肪量を測る方法で、精度も高いと言われている上、測定方法も簡単です。
スポーツ施設や健康相談所などに置いてあることもありますが、子供についての精度はまだ高くはありませんので、今後に期待したい方法です。

DEXA法
...X線ビームを利用したとても精度の高い測定方法です。
高価なためあまり普及されていない方法で利用しやすくはないようです。

やはり子供を測定する場合には、面倒でも「肥満度」「体格指数」などの計算方法を利用した間接的な方法で「肥満」を判定する方が一般的であるということです。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:40 | | コメント (0) | トラックバック (0)

判定について

肥満」の判定には、「体脂肪量」を測りますが先ほどから述べているように特に子供では難しいことです。

特殊な場合でない限り「除体脂肪体重」が増えることは考えにくいため、標準体重が大きく超えている方なら「体脂肪増えている」と考えることが出来ます。

肥満肥満と悪いことばかりのように感じるかもしれませんが、過度の肥満でなければダイエットが必要と言うわけではないのです。

ある生命保険会社の調べでは、体重の軽い「痩せている方の死亡率」が痩せているほど「高く」なり、同じように体重の重い「肥満している方の死亡率」が肥満しているほど「高く」なります。

つまり、その間のちょうど良い体重が「適性体重」といえます。

そして痩せている方では「消化器系の危険因子」が多く、肥満している方には「心血管系の危険因子」が多く見られ、「死亡へと繋がる」ことが多いという調査結果です。

肥満している本人にとっての影響を考えることが重要ですが、心血管系の病気にあまり危険因子が感じられないのであれば、多少肥満していた方が健康だとも考えられます。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:38 | | コメント (0) | トラックバック (0)

動脈硬化

酸素たっぷりの血液を体中に運ぶ動脈の壁に、コレステロールなどがこびりついて血管がボロボロになり、血管内部が狭くなることを「動脈硬化」といいます。
ひどい動脈硬化になってしまうと、「狭心症」「心筋梗塞」「脳梗塞」を起こしやすくなります。

恐ろしいことに、最近では乳児期から「動脈硬化」が起こり始めていることがわかってきたのです。

動脈硬化になりやすい体内環境を「動脈硬化危険因子」と呼んでいますが、たとえば、「高血圧」やコレステロールなどが多く含まれている状態の「高脂血圧症」「糖尿病」などがあり、どれも「肥満」している方によくある病気です。

50歳以下の若い年齢で調査したところ、「心臓障害」「脳血管障害」を起こした方は「肥満」していることが多く、「肥満」の程度が高いほどこれらの病気にかかりやすいことから「肥満自体が動脈硬化危険因子である」と言われるようになったのです。

子供にとっては、両親など近い親族に動脈硬化による疾患があると「動脈硬化危険因子」としています。
子供に深く関係があるとは言い切れませんが、喫煙・ストレスなどの生活環境動脈硬化に深く影響を与えています。

日本人の死亡原因で最も多い病気は、「胃がん」などの悪性新生物ですが、最近では食生活の変化から動脈硬化が原因の心臓血管系の病気の死因が増えてきています。

動脈硬化でも歳を重ねれば仕方のないところもありますが、乳児期からその変化があるということは、肥満児では「より深刻な状態である」といえます。

一度動脈硬化にかかってしまうと元に戻ることはできないので、長生きを目指すのであれば、ます動脈硬化危険因子を取り除くことが先決です。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:36 | | コメント (0) | トラックバック (0)

高血圧

子供にとって問題にしなければならないほどの高血圧はほとんど「ない」と言われていましたが、健康であろう子供たちの血圧を調査して見ると、無視できないほどの原因不明の高血圧である「本態性高血圧」ということが分ったのです。

成人の日本人の病気で「動脈硬化性疾患」が増えてきたのは、高血圧が原因の「動脈硬化危険因子」で、その予防策のひとつとして「子供の高血圧」に注目が置かれるようになって来たのです。

小学生〜高校生の2〜6%は「高血圧症」と言われ、そのほとんどは「本態性高血圧」です。
遺伝」「肥満」「塩分過多」「喫煙」など成人では関係が深いとされていますが、子供の場合「遺伝性因子」「肥満」が本態性高血圧の原因です。

統計を取ると高血圧子供の両親のどちらかは「高血圧」、子供自身は「肥満」です。

子供時代から高血圧だと、大人になっても高血圧の割合が高く、その割合は「子供時代に高血圧でない、高血圧の大人」の約4倍となります。

10歳になっても「肥満」でいると大人になってからも「高血圧」の可能性がとても高いのです。
二次性高血圧」と呼ばれる肝臓・心臓の疾患やホルモン異常などによる高血圧の治療は、その原因となる病気を見つけて始めます。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:34 | | コメント (0) | トラックバック (0)

コレステロール

血液の中にある脂肪のひとつをコレステロールと呼びます。
コレステロールが多い方が「動脈硬化」さらに悪化して「心臓病」「冠動脈疾患」になる可能性が高いとよく知られています。

動脈硬化は主だった症状がないまま子供頃からゆっくりと進行して行く病気なので、子供の頃からの予防が大切です。

食生活の変化から、都会の子供コレステロール値はアメリカの子供と変わりない状態であるという調査結果もあり、地域・性別年齢で多少の差はありますが、現代の子供には動脈硬化の大きな危険があるといえます。

コレステロールを高くしてしまう原因としては、糖質質の多い食事やストレス・肥満糖尿病などです。

コレステロールとは逆の働きを持つ「HDLコレステロール」には動脈硬化を抑える働きがあり、これが低いと動脈硬化によりなりやすくなります。
低くなる原因は、「喫煙」「肥満」などで、運動をすると増えると言われています。

{(総コレステロールHDLコレステロール)÷HDLコレステロール

総コレステロールとは「HDLコレステロール」と、動脈硬化を促す「LDLコレステロール」を足した値です。

この計算式で「動脈硬化指数」が導き出すことができ、子供の場合は3%以上で動脈硬化の恐れがあります。

ご注意いただきたいのが、コレステロールが低いから「安心」ではないと言うことです。
コレステロールが低く高血圧もあるとなると「脳出血」を起こすことがあり、「低脂血症」になると感染症に弱くなります。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:30 | | コメント (0) | トラックバック (0)

糖尿病

血液の中にある「インスリン」という糖分を調節してくれるホルモンが不足したり、「インスリン」への体の反応が鈍くなったりすることで、血液の中の糖分が高くなり肝臓が処理し切れなくなると、糖が尿と一緒に出てくる病気を「糖尿病」と呼びます。

Ⅰ型糖尿病...インスリン不足による「インスリン依存性糖尿病
Ⅱ型糖尿病...インスリンは足りている「インスリン非依存性糖尿病

昔、子供糖尿病はウィルス感染などが主な原因で「Ⅰ型糖尿病」といわれ、「Ⅱ型糖尿病」は大人がなるとされていましたが、最近では子供からも例が見られるようになってきたのです。

ほとんどの場合「Ⅰ型糖尿病」は突然始まり、大げさに言うと「暴飲暴食」の上、尿が多く出るのに急に痩せます。

「脱水症状」「高血糖」が原因で体内バランスが乱れると「意識障害」が起こり、命にかかわることもあるのです。
治療方法は、インスリンの注射をしますが、その期間は「毎日で一生」続けなくてはならないのです。

ゆっくり始まる「Ⅱ型糖尿病」は目立った症状がなく尿検査などで見つかることがあり、「意識障害」などの強烈な症状もあまりありないのですが、悪化するまで気づかないと「Ⅰ型糖尿病と同じ症状」を起こします。
治療方法は、食事運動療法などで「肥満」同様に血糖値をさげることです。

成人であれ投薬も出来ますが、子供の場合は滅多にないといえます。

糖尿病を放っておくと、失明や肝不全などの恐れがありますので、子供のためにも日頃の食生活生活環境を見直してあげるようにしたいです。

Posted by banrai | 2011年1月20日 16:28 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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