脂肪は目に付くところ以外にもお腹まわりや、脂肪がたまりやすい肝臓などの臓器にもつきます。
体全体に溜まる脂肪の重さを測るのは難しいと前述していますが、さまざまな方法があるのでご紹介します。
●身体密度法
…体の密度を一定の式を使って求める方法ですが、子供には使うことのない方法です。
●除体脂肪体重を求める方法
…放射性同位元素を注射して除体脂肪体重をもとめ、体重から除体脂肪を引いて脂肪量を出す方法ですが、こちらも子供には使わない方法です。
●CTスキャン
…体を輪切りにした映像を撮影し、脂肪とそうでない組織を区別します。
脂肪の面積をもとめて脂肪量を推測しますので、どのタイプの肥満かを判断するには有効ですが、体脂肪がどのくらいの量あるのかは答えることができないのです。
●皮脂厚による方法
…皮脂厚の値を規定の数式を利用して体の比重をもとめ、身体密度法を利用して体脂肪率を出します。
皮脂厚計を利用する時に、「肥満度」が高くあると皮脂厚と体の比重のバランスが悪くなるので利用できなくなります。
超音波を利用した物もありますが、9歳以下は測ることができないので、あまり子供向けではないと言えます。
●バイオインピーダンス法
…電気を利用して脂肪量を測る方法で、精度も高いと言われている上、測定方法も簡単です。
スポーツ施設や健康相談所などに置いてあることもありますが、子供についての精度はまだ高くはありませんので、今後に期待したい方法です。
●DEXA法
…X線ビームを利用したとても精度の高い測定方法です。
高価なためあまり普及されていない方法で利用しやすくはないようです。
やはり子供を測定する場合には、面倒でも「肥満度」「体格指数」などの計算方法を利用した間接的な方法で「肥満」を判定する方が一般的であるということです。
« 体脂肪量と除体脂肪体重について | トップページ | 子供の肥満の判定について »