肥満によって糖尿病になるのは、「遺伝性が強い」病気です。
インスリンは足りているのに糖尿病(Ⅱ型糖尿病)という肥満児は、両親・両祖父母の誰かが糖尿病で、さらに親族に糖尿病のいる肥満児では特に発症しやすいので注意が必要となります。
肥満度が中度以上の比較的高い肥満児を対象に検査してみたところ、約15%が「糖尿病」か「糖尿病予備郡」です。
このことから、肥満と糖尿病は深い関わりがあるとされ、高インスリン血症も肥満度が高いほど発症しやすいのです。
学校での尿糖検査が浸透し、症状が出てくる前に糖尿病の子供を見つけることが増えてきて、子供でも「Ⅱ型糖尿病」が思いのほか多いということ、すなわち肥満児が増えていることに関係が深いと分かってきたのです。
肥満児で糖尿病には、「食事療法」「運動療法」を併せた体重コントロールが大切です。
しっかりと体重コントロールができていれば症状も早く良くなります。
しかし、また肥満になってしまうと糖尿病もひどくなってしまうので、「肥満」と「糖尿病」を併せ持つ方は体重コントロールに重点をおく必要があります。
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