一般的に肥満児は、スポーツなどの運動が苦手で好きではないということはこれまでにお話しましたが、肥満児にとって「比較的好きな運動」が実はあるのです。
運動療法を取り組むときに、肥満児に取っての得意な分野や好きなスポーツを知っておくことはとても大切です。
たとえば、水泳・サイクリングなどの自分で早さを調節できるスポーツで息が上がらない、つまり「心臓」「肺」に負担がかからないことです。
ある程度運動すること自体に慣れてきたら、柔道やサッカーでの筋力を使う運動が向いているもこともあります。
逆に肥満児が嫌いで向いていない運動は、鉄棒・短距離走・腕立て伏せなどで、いくら筋力が強くても「自分の体重」を支え続けるほどの筋力ではないからです。
「呼吸障害」を起こしやすい肥満児は、走るとすぐ苦しくなるので向いていないのです。
運動療法を行うときに「どの運動」が子供にとって苦痛にならずに続けていけるか、嗜好を凝らすことも必要です。
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