●肥満児に対する「食事療法」の目的
1)体重が増えるスピードをゆるやかにする
2)今以上「肥満」にならないように「維持」する
3)ダイエットする
食事療法で大切なことは、成長段階にある肥満児の「成長」を邪魔せずに、「肥満度」を落とすことです。
食事療法にはまず、肥満児の普段の「食事量」食事の「質」「食行動」を知ることが必要です。
・本当に過食かどうか
・糖質の過剰摂取or脂肪の過剰摂取のどちらの肥満か
・まとめ食いではないか
・家族で太っている人はいないか
・家族内で食事に対する意識は正しいか
などが上げられます。
栄養士などの食事療法に詳しい方にアドバイスをもらいながらすすめ、肥満児本人ともよく話し合い、お互いに肥満について理解することが大切です。
過食が原因の肥満であれば「運動療法」に力をいれ、「溜め込んだ脂肪」を燃焼させます。
カロリーの過剰摂取が原因で、ジュースや牛乳をよく飲む肥満児なら「飲む量」をしっかりと決めます。
この方法で比較的「最近からの軽い肥満児」なら体重増加のスピードを止められます。
長期間の肥満児の場合、以上のことに加えて食事量を70〜80%に抑える「食事制限」が必要となり、「たんぱく質」「脂質」は年齢や体格に応じた量を守り、「糖質」を減らしてカロリーを抑えます。
急に量を減らすのではなく、1週間から1ヵ月かけて徐々に量を減らしたり、「このお菓子はだめでも、これなら食べてもいいよ」とカロリーの少ない物に変えるようにしたり、子供の気持ちを大切にしてあげます。
子供にとって食事制限は「いい気持ち」のすることではありませんが、どうしても「すぐに痩せなければ…」という必要がある場合には、必ず専門医を訪ねて指示をもらい、その指示に従うようにしなければ「子供の健康」を損なう恐れがあります。
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