子供のピクウィック症候群

ピクウィック症候群」とは、ある小説の登場人物で大変な「肥満」「大食い」でいつも「ぼーっ」としたり「居眠り」をしたりすることから、このような症状の病気を「ピクウィック症候群」と呼んでいます。

何も怠けて居眠りしているわけではなく、肥満による睡眠不足の症状です。

仰向けに寝たときに首まわりについた「脂肪」が気道を圧迫し息苦しくなることで「十分な睡眠」を得られないことが原因となり、大きな「いびき」「無呼吸」などがみられます。

女性は思春期の頃感じたことがあるかもしれませんが、「胸に脂肪がつく」ことで息苦しくなります。
同じように肥満による息苦しさは肺に影響を与えて、「呼吸運動」「酸素の取り込み」が不十分となります。

慢性的な「睡眠不足」と「酸素不足」の結果、「ぼーっ」としていたり「居眠り」をしたりするのですが、肥満児ではもっと深刻となります。

肥満児は、外からは脂肪の圧迫・内側からは「扁桃腺」が肥大して空気の流れを邪魔します。
そうなると、大した肥満ではないのに「睡眠障害」が起きてしまうことがあります。

ピクウィック症候群では居眠りなどよりも問題なのが、呼吸障害による心臓への負担で「突然死」してしまうことです。

治療するにはとにかくダイエット、食事運動による減量をして「睡眠不足をまず解消」がポイントです。

扁桃腺肥大の肥満児の場合は、ダイエットよりも扁桃腺の手術をすることもあります。

危険サインは「大きないびき」「昼間の居眠り」などです。
心配があるのなら医療機関への相談をおすすめします。

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